万年筆用のインクが使えるカキモリのローラーボールペンを買ってきた

職場が変わると仕事のやり方も変わるもので、今の仕事は、モニターを眺めならチェックリストを順番に処理していく業務が多く、手書きのメモを取ったり、考えを整理することがほとんどなく、筆記具の使用頻度が大幅に減った。

 

これまでは、仕事で手書きする機会があったため、

 ・ジェットストリームのピュアモルトの4色

 ・グラフ1000フォープロ

 ・フリクションの赤・青

を使い分けていたが、今となっては、チェック用に赤フリクションの一択となってしまった。

 

「消せる」というフリクションは他を寄せ付けない便利さがあるが、色が・・・気に入らない。消せるインクだから、あのような色になるんだろうけど、かすれた感じの微妙な薄さがどうにも気に入らない。

チェックやメモ程度なら、消すこともほぼなく、使用頻度も少ないため、フリクション以外をメインにしようと思い、たまたま見ていた文具系のサイトで、万年筆用のインクが使えるボールペンがあった。

 

それがこちら

kakimori.com

 

一時期文房具にハマった時期もあったので、ノートを自分仕様で製作できるカキモリの存在は知っていたが、実用的なペンまであるとは思わなかった。

 

似たような製品がないかネットで探してみたが、国内メーカーでは製造されておらず、OEM元のドイツメーカーぐらいしか見当たらない。おまけに、アマゾンの商品レビューも芳しくない。一方で、カキモリローラーボールを買った人のレビューは、高評価が多いので、思い切って買ってみようと決断。

 

太さは0.7mmと0.5mmがあるが、普通の油性ボールペンに比べたら太めになるような感想が見受けられるので、迷わず0.5mmを選択。全身プラスチックなのは残念な感じがする。

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万年筆用に洗浄して色々な色を入れれるかと思ったけど、どうやら色は固定で変更するならペン先ごと変えるようだ。

インクは粘度が高めの顔料を推奨されており、毎日書くことがケアになるそうだが、仕事がない日はたぶん使わないだろう。

そうなると、染料インクのほうがケアが楽かなと思い、パイロットの色雫シリーズから赤系の紅葉を選択することにした。

 

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 早速、インクを入れてみた。

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書いた感じは、普通にきれいな「赤」クセがなく綺麗な赤。若干色が変化する感じがするが、味とかそういうのは無い感じで、赤ペンとして使いやすいと思う。

 

3日ぐらい放置して書くと掠れたりするけど、暫くグリグリすると普通に滑らかに書けるので、自分の使用頻度だと染料インクにして正解だったと思う。

 

たまにカリカリする書き味になる。0.5mmではあるが、ジェットストリームのような油性ボールペンと比較すると太字で細かいメモには適していない。字を書くなら、0.35mmか0.4mmぐらいが欲しいと思った。

 

チェックする・マークすると言った主目的は果たせたと思う。

 

 

その後のトラブル

 飛行機で帰省して、5日程使うことなく持ち歩いたところ、キャップ内でインク漏れが発生していた。幸いなことにキャップから漏れることがなかったので、カバンの中が血の海?な状態は回避できたのもの、少々不安になる事態。

気圧の変化で漏れたのか、夏の暑さで吹き出たか、細かい原因はわからないので、何とも言えないが、暫く注意して持ち運ぶようにしたい。