2016年の12月末に納車された我が家のシエンタハイブリッドは、今月で18ヵ月目を迎える。最初にメンテナンスパックになるものを支払っていたので、6ヵ月点検に出してきた。通常前月に案内のDMが来るのだが、6月に入っても音沙汰ないので、電話で確認して予約したんだが、どうなってるんだ?
新車購入から走行距離が2万km程度では、当然不具合もなく、コーティングのメンテナンスと洗車があったので、1時間コースだった。
そろそろマイナーチェンジがあるようで、旧型化するのは悲しいことだが、1年半乗った振り返りと、感想などを記載する。
我が家のシエンタは、HYBRID Gの7人乗り ブルーメタリック
主なオプション
購入時につけたオプションは、
・LEDランプパッケージ
・スーパーUVカット&シートヒーター
・Safty Sense C
・ナビレディパッケージ
・ビルトインタイプのETC
・サイドバイザー
・オートリトラクタブルミラー
等で、あとは社外ナビとして8インチの楽ナビ
安全面の装備はなるべく付けて、飾り系は極力つけていない。追加したオプションはほぼほぼ不満はないものの、不要だなと感じるものもある。
不満・不要だったもの
不要だったなと思うものは、サイドバイザーだ。雨の日に窓を少し開けることもほとんどなく、風切音がうるさいだけと感じる。
オプション設定にクルーズコントロールがない。高度な追従機能はいらない。昔からある一定速度で走る機能だけでいいので、純正品としての選択肢が欲しかった。これと6人乗りでも二列目シートがウォークスルー出来ないことで、フリードにした人多いんじゃないかな?
これは予想外
予想外に良かったのは、シートヒーターだ。シートヒーターはUVカットと抱き合わせでセットになっており、当初不満だった。
UVカットは季節を問わず必須だが、シートヒータは不要と思っていた。ところが、冬になるとヒートシータのありがたさが身に染みた。
ハイブリッド車は、エンジンが小まめに停止するため、エアコンで温風を出すには継続的にエンジンを動かす必要がある。残念ながらシエンタにはグリルシャッターがオプションで無いため、冬場はチョイ乗りするとエンジンが回りっぱなしで、ただの重い車になる。結果として、シートヒータがあれば、冬場も室温は上がらないが、快適に。。。なんか違う気がする。。。ガソリン車なら、エアコンが効くからシートヒーターいらないじゃん。それとハイブリッド車にはグリルシャッター標準かオプションで用意しろ。
気になる燃費
メータ表示される燃費と満タン給油時に計算すると大体同じだ。季節によって異なるが、平均するとカタログ値の70%ぐらいで、大体このくらい。
春・秋・夏 19km/L~21km/L
冬 17km/L~19km/L
乗る条件は、
- 坂道がほとんどないうどん県
- 平日は子供の送迎で片道10分とかのちょいのり多め
- 休日は片道30分~1時間で実家や遠出する
高速道路を走ると、エンジンが回りっぱなしでハイブリッド感は全くなくなるが、22km/L程度で走るため、車で旅行すると、燃費記録の上位が変更される。
3列目はどうか
はっきり言って、日常では使えません。シートがペラペラなことより、足元狭くて窮屈過ぎるのが耐えられない。近所に食事とか買い物程度なら、我慢できるが、遠出は遠慮したい、無理。
3列目があると荷室も狭くなるので、普段は3列目を収納して、荷室を広く使うようにしている。
3列目に座るには、スライドドアから直接乗れず、こんな感じで2列目を一度倒して乗り込むので、結構手間がかかる。(写真は3列目収納中)
シエンタの3列目は床下収納されるので、荷室が広く使えるのはフリードと比較してメリットだと思う。
走りはどうか
街中や高速を普通に走るのには全く問題ないし、それ以上は求めていない。1.5リッターのファミリーカーで電池・モーターまで積んでます。それ以上は期待するだけ無駄というもの。発進時は普通に踏み込むと、比較的低速(20km/h以下)からエンジンがかかる。燃費よく走るには、エンジンで法定速度まで加速して、アクセル緩めてエンジン停止・モーター駆動に移行し、そのままモーターだけで走るのが良いようだが、田舎の幹線道路をモーターだけで60km/h走行するには、平坦か若干の登りの場合、パワーが足りず、50km/hまで徐々にスピードが落ちていく。もう少しモーターの出力が欲しい。
その他
スライドドア最高。
防音、防寒などは諦めるか、自分でDIYするしかない。エンジン音は結構うるさいし、冬は足元から冷える。
まとめ
ひどい欠点はないが、絶賛する長所もない、普通の車。
移動手段と割り切って、普段は四人で、年に数回3列シートを使う家族持ちにはおすすめ。